スポーツ外傷•障害
スポーツ外傷•障害でお悩みの方!
スポーツ外傷とスポーツ障害とは?
スポーツ外傷とはプレー中に明らかな外力によって組織が損傷した場合をいいます。
例を挙げると転倒や衝突などによって起こる捻挫や打撲、骨折、肉離れ・靭帯損傷などのケガのことを言います。
スポーツ障害とはスポーツによって繰り返し過度の負担が積み重なり、痛みを主とした慢性的に症状が続くものをいいます。
基本的に慢性的な痛みでも、ひねったなどのケガでも考え方は同じです。
ケガがおきる原因に「正常に働いていない筋肉」が存在します。
この働かない筋肉があるために、他の筋肉に負担がかかり痛みが生じます
慢性的な痛みの場合、この正常に働かない筋肉が存在するために、他の筋肉に負担がかかり腱炎や筋膜炎などの炎症が起き痛みが出現するパターンがあります。
一部の筋肉に頼っている状態を改善しない限り、慢性的な痛みは消失しづらいと感じています。
また足首捻挫など突発的なケガの場合、足首を安定させる筋肉が正常に働いていれば、
捻ろうとなった場合に筋肉が力を発揮し、それ以上動かないように反射的に動きを止めようとします。
しかし、筋肉が正常に働いていないと、この反射的に止めることができず最後まで、
足首をひねってしまい、関節や靭帯を痛めてしまいます。
それ以外にもそもそも関節がねじれ、常に靭帯や筋肉に引っ張れるストレスが
加わっているなど、ケガの原因は多岐にわたります
ケガをしてからいまいち調子があがらない場合も、この正常に働かない筋肉があるために起こります。
当院では、身体の状態に合わせた
最新の機器を取り揃えており、
それぞれの競技・年齢に合わせた
メニューで施術にあたります!
疾患代表例
-
右上腕骨外側上顆炎・テニス肘
30代 女性 主婦 施術回数 7回
【主訴】
テニスプレー(バックハンド)時及び日常ではペットボトルの蓋を開ける、物をつかんで持ち上げる際にも痛みが出てきた。
【検査】
手関節背屈の抵抗運動、手指進展の抵抗運動
【施術】
以前からある肩関節の痛みまでは感じない程度の可動域制限をスパイラルアジャスターで調整(深層筋肉調整)し、前腕の筋肉をテクニカガビランで施術。最後に炎症所見が強く出ていた為マイクロカレントでクールダウンを行う。
【再検査】
3回目の施術時に肩関節の可動域制限が5割程改善し、前腕部の痛みは10→4程度に。
【経過】
テニスは一時中止としているが、3回目の施術以降から軽めに再開しても痛みが増幅することがない。6回目以降からラリーなども行えるように。
【考察】
肩関節の可動域制限があり、その影響で前腕の筋肉が働きすぎて発症しやすい身体になっていたのかと思います。 趣味で楽しむ範囲でのテニスですが、事前のアップやストレッチなしでのプレーも痛みの原因に。 症状説明に理解を頂き、テニスは一時中止と出来たので早期改善に繋がったと思います。※患者様により状況は異なります。
-
左右第5腰椎分離症(MRI診断有り)
10代 男性 サッカー選手 施術回数 6回
【主訴】
プレー中及び日常での腰部の痛み
【検査】
腰部背屈、右回旋時の痛み・可動域制限
大腿四頭筋の過度の緊張
【施術】
ハイボルテージで腰部固有背筋の緊張を軽減させ、スパイラルアジャスターによる深層筋調整を行う。
徒手による腰部、臀部、下肢の筋緊張の緩和をし、E-400による腹部インナーマッスルの強化を行う。
【再検査】
腰部背屈、右回旋時の可動域改善。施術前での可動域では痛み10→3に改善。
2回目以降可動域制限はあるものの痛みは1・2程度に治まる。
【経過】
日常ではコルセットの着用を徹底しながら、
プレーは一定期間中止としているが、3回目の施術以降日常では痛みの無い範囲でウォーキング&ジョグをしても痛み無し。
今後は運動強度を増やしていく様に指導。
5回目の施術以降では、30mダッシュ及びラダートレーニング、ボールタッチを行うも痛み無し。
【考察】
今回は医師の診察も平行しながら、調整を行いました。
柔軟性の欠如があり、体幹の筋肉及び大腿部の筋肉の短縮により骨盤前傾となり、筋肉も成長段階で未熟な状態で、発症からも痛みを押してのプレーが続いた為に発症したと思われます
※患者様により状況は異なります。
-
左足底腱膜炎
20代 男性 会社員 施術回数 8回
【主訴】
走っている時に足底に痛みを感じる。特にひどいのは地面を蹴り出すに強い痛みが出る。
【検査】
歩行時に痛みは無く、両足での踵上げも痛み無し。しかし、足の指を背屈させて足底部を伸ばし圧迫をすると痛みが出る。
【施術】
下腿部の筋肉の強い緊張をハイボルテージ・テクニカガビランで緩和させ、足底部には超音波で柔軟性が出るように施術を行う。
脚長差がみられたため、骨盤の調整をスパイラルアジャスターで行う。
【再検査】
5回目以降から圧迫による痛みは軽減し、少しづつランニングを再開しても痛みの増幅は無し。
【経過】
足底アーチの低下もあったため自宅でのセルフケアを徹底してもらいながら、ランニングを再開しても以前の様な痛みは出ない。
【考察】
骨盤を支える筋肉の疲労から走行時の骨盤が不安定となり、その影響が足部の筋肉を疲労させやすい状態にしたのではないかと思われます。疲労した筋肉は力を低下させその結果足底アーチの低下を、足底腱膜の痛みを発症させたと思われます。
※患者様により状況は異なります。